あかぎれは栄養不足が関係していた?!
木枯らしがくると、あかぎれのシーズンです。
パックリと開いた指先から血が滲んで、
じわじわ、ずきずき、何かに触れた時に飛び上がるほどの痛みを感じたり・・・。
人のを見ているだけでこちらも痛くなると、周りに与える影響も大です。
あかぎれが皮膚のトラブルの上位から姿を消すことはないようです。
この記事の目次
あかぎれは、肌の潤いが失われるところから
あかぎれは水仕事の多い主婦をはじめ、美容師、理容師、
調理師、看護師、保育士などの職業病といわれています。
原因は水仕事などで、
肌が荒れるところからきていることに間違いありません。
水仕事、中でもお湯と洗剤を使うケースが最悪です。
手の肌にあるバリアー機能を奪うからです。
手の油分、水分を奪い、肌を守る角質が落ちてしまいあかぎれとなってしまします。
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人間の身体は、破壊されれば元に戻す力があります。
手荒れ、そしてあかぎれとなれば人間は肌の修復にかかります。
人間の肌を構成しているものは、18〜19種類のアミノ酸で
それに、副栄養素としてビタミン類やミネラル類によります。
皮膚の表面にあたる表皮はケラチンタンパク質、
また真皮を構成する繊維性タンパク質(コラーゲン、エラスチン、レチクリンなど)です。
これらを食べて消化吸収して皮膚に届けないと、
肌は新陳代謝されて新しいものへとなりません。
あかぎれを治すにはまずしっかりと食べるものを食べなくてはなりません。
そこに邪魔しているのが、「ダイエット」ですね。
ダイエットによる食事制限で
栄養不足になっている場合が少なくありません。
間違ったダイエットで肌荒れとなっては・・・
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○○排除のダイエットの落とし穴
最近、日頃私たちが食べているものを完全にシャットアウトしたり、
何かだけを食べるダイエットが流行り出しました。
皮膚の細胞組織はいつも増殖と分解をしている組織です。
皮膚だけでなく細胞組織をはじめ人体は60兆個の細胞一つ一つは
栄養を受けエネルギーのつくりながら人体が必要とする物質代謝を行います。
ですから何かを完全取らないというのは・・・
皮膚は色々な栄養素を必要として、自分を守ろうとします。
この栄養素が不足すると様々な異状が出てきます。
パックリとできたあかぎれを治すにはこのシステムを正しく機能させなくてはなりません。
栄養不足からくるあかぎれ、お肌に良い食べ物は?
いろんなところでいろいろ言われていますので、
基本を抑えて自分なりに工夫するのが一番ですね。
なにしろ人間好き嫌いがありますし、
いくら良いと言われても食事にかけられるお金もそれぞれ条件がありますし。
では、基本とは先に述べたように、
肌はタンパク質でできているということです。
タンパク質は、お肉、お魚、卵、大豆製品が代表例ですが、
動物性、植物性いろいろ組み合わせて必要量を取るようにしましょう。
それとビタミン類ですね。
色の濃い野菜に多く含まれるA、B、果物などに多いC。
鉄も肌には良い効果を与えます。
いわば、健康に良い食材をしっかり取ると言うことです。
逆に悪い食べ物は、ジャンクフードと呼ばれるような、
油で揚げたスナック菓子やファストフードといった糖分や脂肪分の多いものは注意が必要です。
そして栄養不足を補うのと同時に外からの保湿も忘れずに。
無香料なのでお花の匂いや、いい香りはしないので
男性でも使いやすいです。
全身に使えるのであかぎれの他の乾燥対策にオススメです。
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食べ方にも注意を
また、食べ方も「身体に良いから」と
ドカ食いしたり、ばっかり食は良くありません。
3度3度きちんと食べるのが理想ですが、
それができない場合は、「後日調整」という方法があります。
どんなのかと言えば、昨夜は宴会で食べ過ぎたというケースでは、
宴会料理であれば、カロリーオーバーは間違いなし、
油分もタンパク質もそれなりにとれているはず。
であれば今朝はご飯抜きでもいいか、
足りなかった野菜分、食物繊維を取るだけにして、
時間が無ければ野菜ジュースでOK。
といった考えです。
お昼がそばだけだったら、おやつにゆで卵とミカンと言うような、
その後に調整をしていくという方法です。
食べたものはその後の身体になって表れる。
食べ物は消化吸収されて身体になったり、エネルギーとなっていくものです。
病気の時に飲む薬と違って
「飲んだら効いた」というわけにはいかないものです。
効果を確かめられのは早くて3ヶ月後。
1年経ったらハッキリしてくると言われます。
先を見越した対策をしていきたいものです。