アルコール依存症はタバコが原因?!お酒とタバコの関係とは?

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居酒屋でも分煙がはじまったと言っても、
まだまだタバコを片手にグラスを傾ける光景は見受けられますね。

タバコのみの人に言わせると、
一杯と一服は切っても切れない関係だそうです。
身体にはどう考えても悪そうです。

最近のアメリカの研究で、
アルコール依存症とタバコの害の「相乗効果」が明らかになりました。
結論からいえば、タバコを吸う人はアルコール依存を強めるということです。

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一服で5倍、10倍?

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報告したのは、米スクリプス研究所のオリバー・ジョージ氏らの研究グループです。
その報告によると、タバコを吸う人は吸わない人に比べ、
アルコール依存症になる確率が5倍から10倍もあるというのです。

ネズミを使った実験でニコチン蒸気に触れる環境でアルコールを摂取させたグループと
アルコールのみを摂取したグループで比較したもの。

ニコチンに触れないグループは
アルコール依存症になるのに2か月かかったに対して
ニコチン蒸気に触れたグループは3週間でアルコール依存になったということです。

アルコールとニコチンが脳に?

それはどうしてなのでしょうか?

アルコールとニコチンが脳に与える影響が絡み合っています。
アルコールは身体に入ると脳に作用して「快楽物質」であるドーパミンが出てきます。

これで、酒を飲む楽しみが満たされてくるのですが、
アルコールは「快楽」を感じるようになるのと同時に「快楽」を鈍くする作用もあります。

ですから、以前は1杯で気分が良くなっていたものが、
飲み続けているうちに1杯では、「快楽」を感じなくなり、2杯、3杯へと酒量が増えていくのです。

そこに加えるように、ニコチンは「快楽」を鈍くする作用があります。
ですから、タバコを吸いながらお酒を飲めば、
より多くのお酒が飲める、飲まないと満足できないのです。
そうなれば、アルコール依存症にまっしぐらということなってしまいます。

タバコの危険性も知って

「タバコをやめられない」という人のために「禁煙外来」というのができましたね。
2006年から健康保険も使えるようになりました。
ここでは医師をはじめ医療者の援助や服薬などで良い成果が出ています。

ニコチンの害はあらゆるところで指摘されていますから、
「タバコが身体に悪いなって知らなかった」という人はいないと思います。

それでも「この一服は何物にも代えられない」と吸う人も少なくありません。
しかし、受動喫煙をさせても構わない、
「俺は吸いたいんだから」という人はさすがにいなくなってきていると思います。

ニコチンはアルコールと並ぶ中毒をおこすということを理解して、節度を持って。
特にお酒とタバコは美味しく感じるのはお互いに効き目を薄め、
どんどん量が増えていくということを頭に隅に入れていることは必要でしょう。

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アルコール依存症になってしまえば・・・

アルコール依存症になってしまえば、
仕事を失い、家族を失い、人間破壊へとまっしぐらです。

そこまで行かなくても、アルコールは肝臓、膵臓、高血圧、
高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、痛風、がん、うつや自殺、
認知症等あらゆる健康被害に影響をあたえています。

年少で飲酒をはじめると危険度は上がります。
また女性は依存症になるまでの期間が短く、
妊娠中や授乳中のアルコール摂取は子供の成長に悪影響を及ぼします。

そうしたことから、日本では断酒会や
アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)といった
禁酒を促す全国規模の組織が「酒害撲滅」を旗印に活動を展開しています。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

書籍でもアルコール依存症はよく取り上げられますね。
自分がアルコール依存症だとわかっていて、それを治そうと考えていても
なかなかアルコールの穴から抜け出せません。
身近にアルコール依存症の人がいるならば、あなたがそのことについて知り、
協力してあげることが、大切な人を救う一つの方法ですよ。
よくわかるアルコール依存症のお求めはこちら

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いいのか、酒場放浪?

最近、吉田類さんの酒場放浪記をはじめとした、
「酒場番組」が各局で制作・放映されお茶の間を賑わしています。

その土地その土地の美味しいお酒や肴、工夫を凝らしたお店ごとの逸品の料理。

楽しそうにお酒を楽しむ出演者とお客さんたち、人の良さそうな大将と女将さん。
見ている方も一緒に美味しいお酒が飲めそうです。
当然、酒場番組でスポンサーが酒造メーカーであるケースもあるためか、
アルコール依存症をはじめとした酒害が出てきません。

何回かに1回は「正しくお酒を飲みましょう」というような番組構成がほしいところです。
アルコールハラスメントや一気飲みの危険性を正しく啓蒙するような。

メーカーも困るのでは?

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なぜならば、楽しく飲むべきところのお酒を
病気になったために飲めなくなっては何にもなりません。

酒造会社にしても、そこでその人の消費が止まるのですから顧客を失うことになります。
酒好きのみんなが健康で楽しく飲むことができれば、酒造メーカーも安泰だと思います。

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