二日酔いから下痢、嘔吐などの症状で悩まれてる方へ
お酒を飲んだ次の日、
「お腹の調子が優れない。」「気分が悪くて吐き気がする・・・。」などの
症状に悩まれている方は多いと思います。
そこで今回は二日酔いからの、下痢や嘔吐の原因と対処法をご紹介したいと思います。
二日酔いは8割、お酒の飲み方が原因。
二日酔いというのは、ただ単に飲みすぎが原因という訳ではありません。
二日酔いはお酒に含まれるアルコールから分解され出来るアセトアルデヒドや
お酒などに含まれるメタノールなどを
正常に分解出来なかったり、分解に時間がかかったりが原因で
二日酔いになり、頭痛や腹痛、下痢、嘔吐などといった症状がでる訳です。
では具体的な原因を探っていきましょう。
- アルコールの利尿作用による脱水症状
- アルコールによる胃酸の分泌による胃粘膜の損傷
- アセトアルデヒドによる血管拡大
この辺りが主に腹痛や嘔吐などといった症状の原因になります。
また二日酔いはアルコールを摂取してから大体8~14時間前後に起こる症状です。
もし「1日経っても、下痢や吐き気が収まらない・・・」といった方は
急性胃腸炎などの病気の可能性もございますので
今すぐ病院へ行って医者に相談してみるのが良いでしょう!
では、どのようにして二日酔いによる腹痛や嘔吐を対策していけば良いのでしょうか?
お酒を飲み終わったら、必ずお冷をもらおう!
以前の記事や、上記にも書いてある通りアルコールを摂取すると一種の脱水症状に陥ります。
その為、頭痛や嘔吐などの症状にも繋がりますので水分補充はしっかりと!
オススメとしましては、飲んだお酒の倍の量はぜひ飲んで頂きたいのですが、
それはそれでお腹の中が水分でいっぱいで苦しくなると思いますので
とりあえずは、店から出る前にコップ1,2杯は飲むようにしてください。
そして、帰宅途中のコンビニや駅で水を買うなり、
スポーツドリンクを買うなりして帰宅途中にも飲む。
さらに家に帰ってからコップ1杯の水を飲む。
といった感じでお酒を飲んでから寝るまでの間に複数回にわけて水分補充するのが良いと思います。
水分と一緒に電解質なども補給できる経口補水液がオススメ。
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お酒を飲む前には予め何か食べておく。
まず、お酒を飲む時は必ず空腹時は避けてください。
アルコールには胃粘膜を傷つけ、
さらに食べた食べ物を胃の中に通過させる時間を遅らせる効果があります。
これにより、胃酸が過剰分泌され嘔吐の原因になったり、
食べ物が胃の中で詰まり便秘の原因となる訳です。
なので、お酒を飲む前にはおにぎりやパンで結構ですので
満腹にならない程度に食べておくと良いでしょう。
喫煙者の方は、タバコを吸いながらお酒を飲まない!
お酒に含まれるアルコールを分解したに生まれる「アセトアルデヒド」
二日酔いの症状はだいたいこいつが原因。
体内にアセトアルデヒドが溜まれば溜まるほど頭痛、腹痛、下痢、嘔吐を引き起こします。
その「アセトアルデヒド」ですがなんとタバコにも添加されているのです!
普通にお酒だけでもアセトアルデヒドを分解する肝臓が働いても働いても
分解できない手一杯の状態なのに、そこにさらにタバコが加わると・・・?
もちろん、アセトアルデヒドの量が増えて肝臓の作業量が莫大に増えて、
なおかつタバコに含まれるニコチン成分が肝臓に血液を送るのを阻害して、
肝臓の分解効率を下げてしまいます・・・。
その結果、アセトアルデヒドが分解されずに肝臓が徐々に徐々に作業を後回し・・・。
「こんな量、無理!分解作業は明日に持ち越し!」と
翌日、とてもひどい二日酔いになってしまう訳です。
「でもお酒飲みながらのタバコやめらんねーよ!」
私も喫煙家なので、お酒の席ではタバコが進みますし吸いたくなる気持ちが痛いくらいわかります・・・。
でもそれは、アルコールのせいで脳が上手いこと働かないため
勝手に体が、脳を目覚めさせるのにニコチンを求めての喫煙家ゆえの習性みたいです。
自分もこれを聴いてから、お酒飲みながらタバコを吸うのはやめました(笑)
そのおかげかわかりませんが、最近は二日酔いはしても
体がだるいだけで、頭痛や吐き気といった症状に悩まされることは少なくなったどころか、無くなりました。
なので喫煙家の方は、一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
さいごに
いかがでしたでしょうか?
冒頭にもご説明しましたが、症状が出始めてから長時間(大体10~16時間)経っても
症状が良くならない場合は急性胃腸炎などの病気の可能性もございますので
病院でお医者さんに専門的に見てもらったほうが良いでしょう。