「二日酔いが治まらない・・・」そんな時の対処は病院へ!実はそれ、ただの二日酔いじゃないかも!?
「二日たっても治らない・・・」
世間では「三日酔い」という言葉もありますが、
実は!それ、病気かもしれません!こういう時は、早めの対処が肝心です。
二日酔いだと思ってたら、実は恐ろしい病気だった・・・
どうやって、対処すれば良いの?また、その病名とは?
実はそれ、「二日酔い」じゃなくて「急性胃腸炎」かも
一日に、トイレに何度も駆け込んだり少しものを食べるだけで戻してしまったり・・・
こういう症状は二日酔いにもあるのですが、それは「急性胃腸炎」かもしれません。
「急性胃腸炎」といえばノロウィルスやロタウィルスによる
「ウィルス性胃腸炎」が一般的ですが、
サルモネラ菌や病原性大腸菌などによる「細菌性胃腸炎」なども存在します。
二日酔いに近い「急性胃腸炎」はだいたい「細菌性胃腸炎」の場合が多いそうです。
二日酔いと急性胃腸炎の違いは、
- 一日に何度も下痢や嘔吐を繰り返してしまう。
- くちびるや肌がカサカサになっている。
- 鼻水や咳、熱などの風邪に似た症状がでている。
以上、3つが簡単な判断基準になっています。
では、もし「急性胃腸炎」だった場合、どの様に対処すればいいのでしょうか?
「急性胃腸炎」だった場合の対処法。
1.少しずつ、ゆっくりと「水分補給」
胃腸炎になると、急激に体内から水分が失われていきます。
なので「水分補給」は、しっかりと行ってください。
しかし、一気に水分補給をすると
胃や腸が弱まっているのもあって、すぐに下痢になっちゃいます。
「少しずつ」そして「ゆっくりと」口の渇きをとるくらいの量で
少しだけ間隔をあけて水分を摂取するといいですね。
そして、よく「水分補給にはスポーツドリンクだ!」
と思われる方がいるかもしれませんが、胃腸炎にスポーツドリンクはNGみたいです。
理由は以下引用から。
・軽症~中等症の脱水時に経口補液療法(ORT)は点滴(IVT)と同等の治療効果があると証明されています。
日本では低張性経口補水液であるソリタT2顆粒、OS-1、アクアライトORSの3商品のみが治療に適しています。
この順に治療効果が高く、価格が安いのもこの順です。しかし残念ながらこの順に不味いことが欠点です。
ポカリスエットは浸透圧が高過ぎ、アクエリアスはNa濃度が低過ぎて胃腸炎治療には適しません。(引用:急性胃腸炎-oogucciより)
上記にも出てきておりますが、胃腸炎の水分補給には経口補水液が適しています。
失われた水分や栄養素を効率良く摂取することができます。
2.下痢止めや胃腸薬などの市販役を服用しない。
急性胃腸炎の時におこる
下痢や嘔吐などといった症状は、
言わば、体内から有害なものを
外に排出しようとする防衛反応なんですね。
そこで、下痢止めなどの薬を
服用してしますと
体が「また悪いやつがきた!」と勘違いして、
さらに外に追い出そうとして
吐き気や下痢などの症状になってしまって
逆効果となってしまいます。
なので、早く胃腸炎を治したくて
薬がほしい!という方は、
病院にいって医者にみてもらって
自分にあった薬を処方してもらいましょう。
3.消化に悪いものは避ける!
胃腸炎のときは、胃や腸が
正常に機能していないので、
から揚げとかステーキとか
消化に時間がかかるものを食べると
すぐに嘔吐してしまうか、
下痢になっちゃいます。
なので出来る限り、白粥(おかゆ)や
リンゴとかプリンとかの
胃に優しく消化が早いものを
食べるようにしましょう。
そして出来る限り、1日に5~6回に
食事をわけて、少量ずつ
食べると効果的です!
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
自分も飲み会からの
胃腸炎になった時は、
本当に死ぬかと思いました・・・。
あと、病院にいくのも遅かったので
症状もだいぶ長引いちゃいました。
同じ日に、おなじく胃腸炎にかかった先輩は
病院いったら2~3日で治ったので
早く治したい方は、すぐ病院へ!