胃潰瘍の時に飲んでも良い飲み物、ダメな飲み物。
胃潰瘍は飲み物にも気をつけないと、症状が悪化しちゃうかも?
今回は、胃潰瘍の時に飲んでも良い飲み物、ダメな飲み物をご紹介します。
体に良いと思って飲んでいたものが、意外と相性が悪かったりするかも・・・?
ヨーグルト
胃潰瘍はピロリ菌が原因で発症するということが研究結果で判明しているのですが
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌が胃潰瘍の原因となるピロリ菌を除菌する作用があるそうです。
ただ、乳酸菌の中にもいろいろ種類がありまして全ての乳酸菌がピロリ菌を除菌できる訳ではありません。
なので、ヨーグルトの中でも選ぶ必要があるのですが、
明治乳業から発売されている「LG21」というヨーグルトが
ピロリ菌を除菌してくれる乳酸菌が含まれていますので
胃炎や胃潰瘍の方は「LG21」を買っておけば、間違いないと思います。
尚、牛乳は胃潰瘍の時に飲むのはオススメできません。
牛乳には乳酸菌も含まれているのですが脂肪分が多く、胃に負担をかけやすいので
胃の調子が悪いときや夜寝る前に飲むと、症状が悪化する恐れがあります。
りんごジュース
前回の記事で、りんごは胃潰瘍に相性が良いフルーツとしてご紹介しました。
その理由は胃腸の機能を助けてくれる「ペクチン」が含まれているため。
もちろん、りんごジュースにも含まれています。
気をつけなければいけない点は果汁は100%だと尚良いということ。
逆にレモンやみかんなどの柑橘系は胃に刺激を与える為、
胃潰瘍とは相性が悪いので注意が必要です。
ほうじ茶・麦茶
ほうじ茶や麦茶は、他のお茶に比べてカフェイン含有量が少ないと一般的に言われています。
その為、胃に刺激・負担をかけることなく、飲めますので胃の調子が悪いときでも飲みやすいです。
気をつけなければいけない点は、キンキンに冷やさないこと!
ほうじ茶や麦茶ってキンキンに冷やして飲むとすごくおいしいですが、
冷たい飲み物ってそれだけで胃に刺激を与えちゃいます。
なので、出来れば常温でお茶を飲むのが一番望ましいです。
また同じお茶でもウーロン茶や緑茶はカフェイン含有量が多いので、
胃潰瘍のときにはオススメ出来ません。
またヘルシア系の緑茶はコーヒーよりもカフェインが含まれているので
胃の調子が悪いときは避けたほうが良いでしょう。
今回のまとめ
飲んで良いもの
- ヨーグルト
- りんごジュース
- ほうじ茶・麦茶
飲まない方が良い物
- 牛乳
- レモン、オレンジジュースなどの
柑橘系ジュース - ウーロン茶、緑茶などの
カフェインが多く含まれているお茶。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
普段飲んでいるものが、意外と制限されていたりして
ショックを受けられている方がいるかもしれませんが、全く飲んではいけない訳ではありません。
基本的には胃の調子が良ければ、1・2杯は大丈夫と言われています。
あくまで「胃の調子が悪いときには飲まないほうが良い」と
頭の片隅にでも覚えておいていただけると幸いです。
しかし、ヨーグルトってこんなに万能な飲み物だったんですね・・・