インフルエンザのぶり返しを防ぐには?冬に備えておさらいしておこう!
冬になるとインフルエンザにかかる人が増えますよね。
ニュースで報道されるのはもちろん、
病院へ行ってもインフルエンザに感染している人がかなり多くいます。
インフルエンザになればしばらく静養することが大切ですが、
その静養期間間違えるとインフルエンザがぶり返すことがあるんです。
ではどうしてインフルエンザはぶり返してしまうのでしょうか?
インフルエンザってどんな病気?
そもそもインフルエンザとはどういう病気なのでしょうか。
インフルエンザという名前がついたのは、
インフルエンザがインフルエンザウイルスと呼ばれるウイルスによって引き起こされる感染症だからです。
インフルエンザにはA型2種とB型1種、
そして新型のインフルエンザがあります。
インフルエンザA型とB型は冬に流行するのが特徴ですが、
新型のインフルエンザは季節問わずに感染するのが特徴です。
インフルエンザの潜伏期間は型に関わらず、大体1~3日。
その後、インフルエンザの症状が出てきます。
インフルエンザは特に免疫力が弱い高齢者や乳幼児、
さらには妊婦の場合重症化することが多いです。
インフルエンザと風邪には違いがあるの?
インフルエンザの症状があまり重く出ない場合、
風邪かもと思ってしまうことがあります。
ですが、その状態で人が集まる場に行けば更に感染を広げてしまうため、
インフルエンザの症状を知っておくことは大切なことです。
インフルエンザの特徴としては、悪寒を伴う高熱が出ます。
多くは38℃以上の熱が出ることがほとんどで、
それに加え関節痛や筋肉痛、倦怠感、鼻水くしゃみ、咳などの症状が出てしまいます。
ひどくなると合併症として、
気管支炎や肺炎などを引き起こす可能性がある恐ろしい感染症です。
インフルエンザにぶり返しがあるって本当?
インフルエンザは既述の通り、
潜伏期間が大体1~3日あり、その後4~5日高熱が出続けます。
そのため完治するまでには、
インフルエンザが発症してから大体1週間ぐらい必要とします。
インフルエンザの際に高熱が出るのは、
その間体がインフルエンザウイルスを倒そうと奮闘している証拠です。
そのため、体はつらいですが高熱が出るということはいいことなのです。
ただし人によって高熱が出ないことがあります。
38℃いくかいかないかぐらいの熱が何日か続き、
そのまま熱が下がってしまうというパターンです。
高熱が出ないからラッキーなのではなく、
この場合インフルエンザウイルスを倒しきれていない可能性があります。
そして、そのまま熱が下がったからと思って仕事や学校に行くと
また高熱が出てしまう、つまりインフルエンザのぶり返しです。
これはインフルエンザウイルスを殺しきれてなかったため、
再度体がウイルスを殺そうと熱を出してしまうパターンです。
特に社会人で仕事に追われている人は
どうしても早く出社したいという思いから、完治しきっていないにも関わらず
会社へ行ってしまいぶり返ししてしまうということが多いため、非常に注意が必要なのです。
インフルエンザをぶり返さないためには?
インフルエンザのぶり返しにおいては、
かなりの高熱が出る場合が多いです。
また、完治していないにも関わらず
外の環境へ行けば他の人へうつしてしまうという可能性さえあります。
だからこそ、インフルエンザがぶり返さないための予防法をすることが大切です。
ぶり返さないために1 完治したかどうかを見極める
インフルエンザをぶり返さないために大切なのが、
インフルエンザが完全に治っているかどうかを見極めることです。
インフルエンザが治ったかどうか見極めるために大切なのが3点。
・熱が下がって2日経っても熱が出ないか
・咳が出ない
・倦怠感やだるさ、鼻水などの症状もなくなった
この3つがクリアできれば完治したと思っていいでしょう。
ぶり返さないために2 部屋の湿度の管理
インフルエンザにかかった時ももちろんですが、
インフルエンザの再発の際に別のウイルスに感染してしまう可能性もあります。
(免疫力が弱っているから)
だからこそ、重要なのが部屋の湿度管理です。
ウイルスは湿度が低いところで繁殖するため、
湿度が50%以下にならないように気を付ける必要があります。
加湿器を置いたり部屋干しで湿度が下がるのを防ぎましょう。
まとめ
インフルエンザは1週間近く休養しなければいけないものだからこそ、
社会人で立場がある人であればあるほど、
熱が下がったらもう治ったかなと思って会社へ行ってしまいがちです。
ですが、それがインフルエンザぶり返しの可能性につながるため
必ず完治するまでは気を抜かないようにしてください。