果糖は動脈硬化に良い訳ではないらしい…正しい果糖の取り方紹介!!
今回は「果糖」が生活習慣病の発症リスクが高いと言う「動脈硬化」に良いという情報について。
「朝のフルーツは金」とも言われるくらい、
フルーツは、健康に良いとアピールされています。
疲れている時やリフレッシュしたい時など、甘いものが食べたくなりますよね。
そんな時もフルーツを食べようと推進しているメーカーが多いです。
はたして「フルーツ」は、本当に健康に良いのか?動脈硬化に効果的か?
今一度、確認しておきましょう。
生活習慣予防には食生活が大切
健康ブームが到来している日本ですが、
生活習慣病やその予備軍が増えていると言われています。
生活習慣病の原因の1つは、食生活ともされています。
ご自身の食生活は、正しいと言えますか?
日々の食生活は、身体を創り上げる大切な要素でもあります。
積み重なる害が、病気などを発症させてしまう。
最近、
テレビや雑誌の特集でも、健康食ブームやこれを食べたら痩せる。
などと言うタイトルを見かけるようになりました。
健康情報が、すぐに手に入るのは、便利なのですが
情報量が多すぎて、間違った情報も混乱していると聞きます。
正しい知識を、自分で身につけ、生活習慣病を予防しましょう。
フルーツの果糖とは?
果糖と言うのは果物に含まれる糖質の事を言います。
果糖と聞くと、同じ糖分でも、健康的に聞こえますが、実際は・・。
果糖は、肝臓に蓄積されてしまう。
糖尿病でも安心な糖と思われがちですが、
実際はNGです。
果糖は、摂取されると、筋肉と肝臓で代謝されるます。
細胞は「ブドウ糖」をエネルギーとして利用でき、消費できるのですが
「果糖」は利用できないために「変換」が必要となる。
この変換が、うまく働かないと、果糖が蓄積され肝臓の機能が正常に働かなくなってしまうことがあります。
=糖尿病の発症につながります。
他にも恐ろしい果糖の効果
「果糖」は、摂取すると一部は、中性脂肪に変わる性質があります。
=動脈硬化の危険性が高くなる。
中性脂肪は、ドロドロ血になる要因です。血管の内側に脂肪がこびり付き、取れない状態です。
そのうち、血液にも脂肪が一緒に流れ始めます=ドロドロ血になります。
ドロドロ血は、心臓に大きな負担をかけてしまい、結果、動脈硬化を発症させるメカニズムになります。
さらに果糖は、満腹感を感じにくいという特徴があるため、食べ過ぎてしまい肥満に繋がるとも言われています
これも、脂肪をため込む=中性脂肪を増やす=動脈硬化発症。となります。
中性脂肪値が高めの方は、果糖のとりすぎには注意が必要です。
同じ糖分でも、ブドウ糖は、ある程度摂取すると、満腹感を感じ、食べ過ぎることはないです。
動脈硬化を予防する食事法は?
脂肪の摂り過ぎに注意し、食物繊維と豆類を十分に食べることがオススメです。
動脈硬化の発症を抑えるには、血液中の脂質を減らすのが1番です。
そのためには、食生活に気を付けましょう。
具体的には
・食べ過ぎないこと。
食べ過ぎると太ると血圧が上がり、脂質異常症に繋がるため。
特に、果糖や砂糖を摂取しすぎないこと。
他にも、バターや肉の脂肪などは控える。
・食物繊維を十分に食べる。
食物繊維は、脂肪を体外に排出する作用があります。
食材としては、リンゴ・ゴボウなど、ペクチンを含む食べ物がオススメ。
また、豆類も優秀です。
大豆は、タンパク質が豊富。
血液中のコレステロールを低下させます。
サラサラ血になって、動脈硬化予防に繋がります。
動脈硬化は、怖い病気でもありますので日頃から予防しておきましょう。
まとめ
今回は「果糖」との関わり合いについて触れましたが、
動脈硬化予防するには、バランスの取れた食事が1番です。
日々の積み重ねが、明日の身体を作ります。これを気に食生活の見直しをしてみて下さい。
健康の正しい情報かを自分で、判断できるのも長生きの秘訣かもしれませんね。