脳卒中にはふきの葉が効果的?おいしく食べる方法を紹介!
脳卒中という言葉をよく耳にしますが、
脳卒中は病名ではなく脳の病気で倒れてしまうことを脳卒中といいます。
脳卒中の正式名称が、脳血管障害というもの。
脳卒中の卒=突然倒れる、中=中毒にあたるという意味合いがあり、
つまり脳が毒にあたり突然倒れるという意味があるのです。
脳卒中、正式名称脳血管障害は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血が主な3つです。
それぞれの病気は非常に死を引き起こす可能性が高く、
どれも死亡理由でも大きな原因になっていることが多いものです。
今回は脳卒中に良いと言われている、ふきの葉について紹介します!
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血ってどう違うの?
脳卒中の代表的な脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つは
どういった病気でどういう違いがあるのでしょうか?
まず脳梗塞とは、脳に栄養を運んでいる血液が何らかの原因によって
つまるなどすると栄養や酸素が脳に運ばれなくなり、
血液が流れない部分の脳組織が死んでしまうことです。
脳出血は、脳の奥の部分にある細かい血管にこぶがたくさんできて、
血圧が上昇した時に破裂して血腫ができてしまうことを指しています。
またくも膜下出血は、脳の表面には太い血管が流れており、
この血管内に動脈瘤が出来て破裂し、
脳を包んでいる膜の内のくも膜下の下に出血を起こしてしまうことをいいます。
ひとくくりに脳卒中と言ってもそれぞれ違いがあるのです。
ふきの葉が脳卒中を予防する!?
一度なってしまうと、
何らかの障害を抱えるまたは死に至る可能性もある脳卒中。
見えない部分で起きていることだからこそ、
予防をすることが非常に重要なのです。
脳卒中を予防する方法はいくつかありますが、
その中でも最近注目されているのがふきの葉です。
ふきという植物を知らない場合もあると思いますが、
ふきはキク科フキ属の植物のひとつ。
日本原産の植物で、ふきの花のつぼみがふきのとうになります。
あくが強い植物のため、好んで食べるというのは少ないかもしれません。
ですが、このふきには脳卒中を予防する効果があるのです。
ふきにはカリウムや亜鉛など体にとって大切な栄養素を含んでいますが、
その中でもファイトケミカルという成分が脳卒中に効果があるとされています。
ファイトケミカルは聞き慣れない言葉ですが、
ワインや緑茶に含まれるポリフェノールのひとつです。
そのため、非常に強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、体をさびさせるつまり老化させてしまう活性酸素を除去してくれる効果のこと。
抗酸化作用は美容においてだけではなく、
健康においても大切で抗酸化作用によって
動脈硬化を予防したり血圧をさげたりなどの効果が期待できるのです。
動脈硬化の予防や血圧を下げるというのは、
脳卒中を引き起こす原因の予防になるからこそ
ふきは脳卒中予防に効果的なのです。
特にふきの葉の部分に、抗酸化作用が強いファイトケミカルが
多く含まれているので葉の部分を意識して食べるようにしましょう。
ふきを美味しく食べる方法は?
あまり身近でないふき。
あくも強いため、好き嫌いが出やすい食べ物のひとつかもしれません。
では、ふきはどのようにしたら美味しく食べることが出来るのでしょうか?
ふきの美味しい食べ方をご紹介します。
ふきを美味しく食べる方法~下ごしらえ~
ふきを美味しく食べるために欠かせないのが、下ごしらえ。
下ごしらえをしっかりすれば、あくが抜けて食べやすくなります。
下ごしらえ方法は簡単で、ふきを洗ったら塩をいれたお湯で湯がきます。
湯がいてあくを抜いたふきを、冷水につけましょう。
この工程を行うことで、苦みも抜くことが出来ます。
冷水にしばらくつけた後、ふきをしぼったら下ごしらえは完了です。
ふきを美味しく食べる方法~佃煮~
ふきを美味しく食べる方法として一番スタンダードなのが、佃煮です。
特にフェイトケミカルが多いふきの葉を食べるときには一番おすすめの食べ方です。
刻んだふきの葉をごま油で炒め、さらに酒と砂糖を加えます。
その後出汁、みりん、しょうゆなどを入れて水気がなくなるまで煮詰めたら完成です。
保存食にもなるのでお弁当などにもいいですね。
ふきを美味しく食べる方法~おひたし~
少し苦みの残ったふきを美味しく食べる方法として、おひたしもおすすめです。
水気をしぼったふきを食べやすい大きさに切ったら、
めんつゆと鰹節と和えるだけで簡単にできます。
あと一品欲しいなと思った時におすすめです。
まとめ
脳卒中は、脳に関わる病気だからこそ一度なってしまうと
死に至らなくても何かしら体に障害が起きる可能性もある恐ろしい病気です。
だからこそ、脳卒中にならないように予防することが大切。
普段の食生活でふきの葉を意識して食べるようにすることで、予防のひとつとなります。
佃煮やおひたしはメニューに取り入れやすいものだからこそ、
ぜひ毎日食べるようにしてくださいね。